アメダスの旅・駒ノ湯
例年だと、今頃はすっかり雨季になっているのですが、今年は6月にも関わらず、からっと晴れている日が続いています。ただ、木曜日から梅雨空になりそうなので、地震の2次災害が心配です。一度、地割れしたり、崩れたりした火山灰の土壌は水を含むと、一層、もろくなります。このタイミングでの雨は行方不明の方の捜索や道路の復旧作業を遅らせるもの。今回ばかりは天気予報がはずれることを祈ります。
3月までいた東北放送の番組「ウォッチン!みやぎ」の中で力を入れていたのが「アメダスの旅」というコーナー。全国に1300箇所あるアメダスを探しに行く過程で、地元の天気予報名人に会ったり、歴史や名産を探したりする旅。第一回は「駒ノ湯」でした。大した下調べをせずに、取材車に乗り込み、「駒ノ湯だから温泉のぞばにあるんだべ」と思い込み、今回の地震で被災した「駒の湯温泉」に行っていたのです(実はアメダス駒ノ湯は駒の湯温泉にはなく、栗駒小学校耕英分校の近くに移転していました。名前は駒ノ湯のまま)。
駒の湯温泉では従業員の方が丁寧に移転したアメダスの場所を地図に書いていただいたり、耕英分校の子ども達にも明るくインタビューに答えていただいたのを覚えています。優しい空気に包まれ、豊かな自然に恵まれていた栗駒。その自然が突然、牙をむいてしまいました。駒の湯温泉はまわりよりかなり低い場所→沢筋でしょうか?にあり、今、考えてみると、土石流の発生しやすい場所に位置していたのでしょう。
朗らかで、笑いがあふれる平和な生活を一瞬のうちにかき消してしまうのが自然災害。自然と共生するには土地の歴史、気象、地象を知ることが必要なのかもしれません。


Comments
私は冬の初めに駒の湯近くの、数又養魚場に主人と娘でお邪魔しました。
日本で初めて岩魚の養殖に成功された初代数又さんは、養殖の技術ノウハウを出し惜しみせず、一緒に入植した現金収入の少ない山の仲間に教え現在、いろんなところに広まったと、そのとき伺いました。
息子さんがあとを継がれていて、そのご主人も岩魚をすごく愛されていました。
雪が多くて冬は夫婦2人だけで山の中に孤立する日もあるけれど、岩魚に毎日エサをあげなければならないので、一日も家から離れたことはないとおっしゃっていました。
栗駒に入植した初代のお父さんが手づくりで建てられてというご自宅、すごく愛着を感じられていて大事に守っていらっしゃいました。
その大事な“地”を1日でも離れなければならないうことは、察しきれない辛さや無念さがあると思うのです。
たしかに自然の力には太刀打ちしきれないけれど、今、私にできることは、一時もはやく行方不明者の方がご無事でありますように、そして被災された方々の復興と心のご回復をお祈りすることかなと思いました。
昨日、某地元番組で、被災状況等を伝えながらBGMがノリノリの曲だったことに腹をたててしまいました。もっと心が現場の方々のそばにあって欲しかったな~と非常に残念でなりませんでした。
Posted by: にゃんた | June 17, 2008 at 10:55 AM
今回初めて「地震速報」を見ました。本震の後に点けたテレビでです。もしこの時テレビもラジオも点けてなかったら、どうやって知るんだろう、と思いました。仕事の関係で聞けなかった人たちもいたのでは?私は携帯にもこの速報が欲しいと思います。電源が入ってなくても緊急時は自動的に対応できるシステムなど。また携帯の「災害伝言板」を使いましたが相手に届きませんでした。こちらの状況を知らせたくて利用したのに、私の使い方が悪かったのでしょうか。便利なんだか不便なんだか私にはまだ理解不足のようです。
Posted by: ムーミンママ | June 17, 2008 at 11:36 AM
こんにちは。駒の湯温泉では今もなお、懸命な救出活動が続いているようですね。救出活動をされている方々にはご自身の身の危険をかえりみず懸命な救出活動をされている事と思います。ただただ頭が下がる思いです。
そして今もなお、行方不明の方々が一刻も早く発見されますことを箟峯寺の仏前にてお祈りいたしております。
それにしても今まで梅雨入りが遅れていたのにこのタイミングで梅雨入りしそうだとは自然の脅威を感じます。
私は直接、駒の湯温泉にお伺いしたことがありませんが、県道築館栗駒公園線を使用してイワカガミ平(でしたっけ?)まで出掛けたことはあります。駒の湯温泉の近く、耕英地区は山の中に突然畑が広がり、高原大根が路肩で販売されていて、さながら山の中のオアシスのようでした。その耕英地区に通じる道も寸断された様子。あらためて自然の猛威を見せ付けられたように感じています。
最後になりましたが、行方不明の方々の早期発見をお祈りするとともに2次災害による犠牲が発生しないことをお祈りいたしております。そして、被災者の方々にはお体をお大事にお過ごしいただきたいと思います。
長いコメントになりました。失礼致しました。m(__)m
Posted by: 石川幸秀 | June 17, 2008 at 01:21 PM
日に日に深刻化をます今回の地震。自然は私たちを癒してくれるけど、怖いものですね。木曜からは雨だとか・・。救出活動や二次災害がとても心配です。昨夜の余震もかなりゆれましたね。
Posted by: 悠太ごんママ | June 17, 2008 at 01:42 PM
こんばんは。
被災に合われた皆様へ、元気が取り戻せて、今までの生活が取り戻すことができますようにお祈りいたします。不安はさぞかし大きいことでしょう。傍でお力になれないことが申し訳ありません。
標高480mさんへ ご丁寧に説明をいただきありがとうございます。さっそくPCで見ています。見慣れない文字ばかりですが改めて、必要な情報を待ってるだけでなく自ら調べるものと自覚しました。(今も地震がありドキッとしています)
テレビやラジオをつけていないと地震緊急警報を聞き逃します。今回も気にして見てなかったら聞き逃しそうな音声です。私も他になにか対策を考えてほしいなと思っていたら、地震緊急通報システムが個人契約て自宅に設置されているお宅もあることをニュースで知りました。初耳でした。やはりまだまだ認知不足です。
防災や震災後に必要なものも不十分で改めて家族とも話し合おうかと思ってます。
梅雨入りが例年より遅いようですが、もう少し遅くなって欲しい・・・・と願ってもいいですよね。
Posted by: チューリップ | June 17, 2008 at 09:56 PM
イワカガミ平や須川,花山方面は私のドライブコースであり、栗駒山にも登り、釣りにも行きました。
地震当日の早朝に、私は世界谷地に行く予定でしたが、前日に夜更かしをした為に行けなかったのが幸いでした。
もし行っていたら、荒砥沢ダム上流の大規模崩落現場を通っていたので無事では済まなかったと思うとゾッとします。
気象庁のサイトで駒ノ湯のアメダスデータを見るとすべて「×」なので、駒ノ湯温泉の近くにあって土石流で流されたのかと思っていました。
しかし、実は耕英分校の近くにあるのですね。
でもデータが無いと言うことは、やはり装置か回線が被害にあっているのでしょう。
今回の地震はキラーパルスが弱かった為に規模のわりに建物の被害は少なかったようで、駒ノ湯温泉も揺れでは無事だったものの10分後に来た土石流で被害に遭ったということです。
駒ノ湯温泉の上流に、土石流を関知・警報を出すシステムが設置してあれば人的被害は無かったかもしれません。(ワイヤー,振動センサ等で検知するシステムがあるようですね)
揺れ自体の警報も当然ですが、土石流など二次被害の警報も大事ですね。
Posted by: サマサ | June 17, 2008 at 10:23 PM
はじめまして。
「アメダスの旅」は、楽しく拝見しておりました。アメダスはいつも初めに訪れた場所には無くて(お約束?)、学校だったり、民家の庭先だったり、意外な所にあるのには驚きました。
第一回の「駒ノ湯」は残念ながら見逃していたようです。我が家も温泉好きでいつか駒の湯に行ってみたいと思っておりました。
毎日、行方不明者の捜索のニュースを見ては、焦燥感が募るばかりです。今週後半から梅雨空になりそうとのこと、地盤が緩む前になんとか早く全員が見つかようにお祈りいたします。
沖縄は既に梅雨が明けたそうですね。入梅が遅かったのでずいぶん短い梅雨だったのでしょうか。
Posted by: マスター | June 18, 2008 at 01:23 AM
私、仙台在住ですが、実家が一関です。地震の瞬間は、たまたま栗原(平野部)におりました。幸い、被害らしい被害も無かったのですが、被害に遭った方の事を考えると喜べません。揺れた時は「宮城県沖か?」と思いました。
今後、宮城県沖地震も予想されているわけで、各家庭レベルではどのような対策を取るべきなのか、斎藤さん、この機会に是非とも教えて頂けませんか?
うちは免震構造のマンションですが、数日分の非常食と水の常備だけはしておりますが、何か足りないような気もします。お知恵をお貸し下さい。
Posted by: Junk | June 18, 2008 at 05:05 PM
こんばんは、自分が一度でも訪れた事のある、思い出のある場所が 被災地となってしまうのは 本当に悲しいことで…心が痛みますね…
私も『花山』に何度か訪れた事があります。
あの豊かな自然が…人々が…と思うと悲しいです。
今日の昼カラは雨…。ちょっとの雨でも、被災地は神経を尖らせていることでしょう…。
明日は暑くなるそうですが…天気 気温の変化
くわえて、避難所生活は 体力を奪う事だと思います…。
気をしっかり持って、がんばってほしいと思います。
かく言う私も、地震の日から 恐くてゆっくりお風呂に入っていません…昼間、5~10分のシャワーで済ませ、夜はいつでも逃げられるようスウェットを着て布団は敷かず、毛布にくるまって寝ています。
地震の 物的被害も大きいですが、心の被害も…大きいですね…。
頑張りましょう…
Posted by: orizururan | June 19, 2008 at 08:43 PM
齋藤さん、こんばんは。
初めてまして、キムチェリーです。実家は齋藤さんのお住まいの地区の隣の団地です。現在は福島の浜通りの漁師に嫁いでいます。もう10年です。齋藤さんのテレビ毎日みていました。私の住まいまで東北放送がみれるんですよ。ホームシックになった時はいつも仙台の番組見ると元気になりました…
今回の地震で震災にあった方々…お見舞い申し上げます。実家も植木が落ちたり写真立ても壊れたそうです。私が力になれることと言えば…まず募金かと思いコンビニに行くたびに小銭をいれます。こんな事しかできませんが一日も早く復興される事願っています。しかし腹に立つのは、今回の震災が激甚震災にしていされないとのこと。被災された人数とか、山間部が震源で規模が小さいとか関係ないじゃないですか!道路をまず通して孤立された地区をなくしたり、寸断された道路や、家をなおしてあげる。そしていち早くもとの暮らしが出来るようにしてあげる。人数を投入して行方不明の方を探す…復興するにはお金が必要だと思うのです。齋藤さんこんな政治おかしいと思いませんか?将来の日本が不安です。子三人の母として声を大にして言いたいです。
追伸
今回の転覆事故、人事とは思えません。漁師の嫁はいつも海上安全を願い主人を送り出しています。燃料高で漁も大変です。漁師達が頑張って採った魚をみんなに食べてほしいです。しかし魚離れが進み、売価も半減…家計が苦しいです。
Posted by: キムチェリー | June 25, 2008 at 10:46 PM